車買取の具体的な流れ

車を売りたい、と思っても具体的にどうやって始めればいいのかわからない方も少なくありません。車売却にはどれくらいの時間がかかるのでしょうか。

よく聞く一括査定やオークションで車を売るってどういうことなのでしょうか。上手に高く車を売るためにも、車買取の流れを把握しておくことは大切です。

ここでは、車の買取をしてもらうときの6つのステップと、スムーズな車売却のためのポイントを解説します。

車買取業者に依頼するときの6つのステップ

車を売ることにした場合、どのような手続きをするのか一般的な流れをみてみましょう。

1.買取業者を選ぶ

買取業者によって査定価格はさまざまです。なるべく高く売りたいなら最初から一つに絞るのではなく、いくつかの買取業者に査定してもらい価格を比較するといいでしょう。

買取業者の選び方としては、査定基準がしっかりしている大手買取業者やJADRI(日本自動車中通研究所)に加盟している買取業者にすると、取引でのトラブルが起こりにくいので安心です。

2.査定をしてもらう

買取業者に実際に車を見せて査定を受けましょう。査定には持ち込み査定と出張査定があります。持ち込み査定は買取業者の店舗で査定を受ける方法です。混んでいなければ予約なしでもすぐに査定が行われるため、急に予定が空いたときでも査定を受けられます。

出張査定は、買取業者が指定の場所まで出向いて査定を行なう方法です。事前に買取業者と査定日を打ち合わせなければいけませんが、車を持っていく手間が省けます。ほとんどの買取業者が出張査定に対応しているので、予定を組める人は便利でしょう。

車の年式や状態をチェックした後、買取業者はいくらで買うか金額を提示します。そのとき注意したいのが、買取業者にいくらで買い取って欲しいのか聞かれたときです。

基本的には査定前に希望金額は言わない方が賢明でしょう。業者が予定していた価格より低い金額を希望として言ってしまうと、査定額はその金額まで下げられてしまうかもしれません。

しかし、すでにいくつか査定を受けて金額の目安がはっきりしているなら、他社の査定額の相場を伝えることもできます。そうすることで他社よりも低い金額をつけにくくなるからです。

このように、査定のときから買取業者との交渉は始まっています。

3.査定金額からどこで売るか決定する

提示された査定金額から業者を検討します。複数の買取業者から査定を受けたなら、買取価格や業者の印象を比較して買取業者を決めましょう。

4.必要書類を提出して、売却契約を行なう

車検証、自賠責保険証などの車関連の書類提出や委任状、譲渡証明書など売却契約のための書類を記入して契約を結びます。トラブルに発展しないよう買取契約にはしっかり目を通してからサインするようにしましょう。

5.車の引き渡しをする

買取業者と打ち合わせた日にちに車の引き渡しをします。乗り換えの場合、次の車がくるタイミングに合わせるといいでしょう。大手買取業者だと代車を用意してくれることもあります。

6.入金を確認する

銀行振り込みが一般的です。入金までは業者によって数日から1週間ほどかかります。車の引き渡し後、買取価格が入金されたら、車の売却は完了です。

車の買取をスムーズに行なうポイント

車を売ることを決めているなら、査定前に必要書類を準備しておくことで買取手続きがスムーズになるでしょう。事前に準備できる書類にはこのようなものがあります。

  • 印鑑証明書
  • 自動車検査証
  • 自動車納税証明書
  • 自賠責保険証明書
  • リサイクル券

印鑑証明書は普通車を売却するときに必要です。役所が発行するもので、実印の印鑑登録をしていない場合は印鑑登録をしてから証明書を発行することになります。売ることが決まっているなら、用意しておくといいでしょう。

自動車検査証、自賠責保険証、リサイクル券はすでに持ってるはずのものです。自動車納税証明書も自動車税を納税していれば手元にあります。これらの証明書を紛失している場合は再発行しなければいけません。1週間から2週間ほどがかかるので、査定後に紛失が判明すると売却手続きが滞ってしまいます。車を売りたいと思ったら、まずはきちんと証明書があるか確認しましょう。

手続きが終わるまでどれくらいかかるの?

車の乗り換えや車を売りたい期限が決まっている場合は、車の売却にかかる日数を逆算して手続きを始めなければいけません。

査定を依頼してから査定日までにかかる日数は、業者と混雑状況によって異なります。早ければ翌日にできることもありますが、混んでいれば1週間後という可能性もあります。査定額を出してもらってから検討する時間も考えて、前もって査定の依頼をすることがおすすめです。

車の査定にかかる時間は、査定前の説明、査定、査定額の提示を含めて1時間をみておくといいでしょう。事故歴など、査定に慎重になる車だとさらに時間がかかるかもしれません。1日で複数の買取業者の査定を予定している場合は、1つの買取店で1時間から1時間半を目安に計画を立てましょう。

査定を受けるまでに1週間、さらに複数の買取業者を回って比較検討するのに1週間と考えると、査定依頼から車引き渡しまで2週間くらいで行なえます。ただし、これは買取業者選びや査定がスムーズに進んだ場合です。納得の査定額が出なかったり書類不備があったりすると、さらに時間がかかるかもしれません。

検討できる時間が限られていると、査定額に不満があっても決めなければいけなくなってしまいます。満足のいく価格で売却したいなら、早めに売却手続きを始めましょう。

オークション買取と一括査定とでは流れが違うので注意しよう

買取業者の選び方として、一括査定とオークション形式があります。どちらもインターネットサービスを通して申し込み、複数の買取業者から査定を受けて決めるという点では同じですが、査定の流れが少し異なります。

一括査定では、入力した車の情報と個人情報が買取業者へ送信されます。車を買い取りたいと思った買取業者は、その情報を元に申込者へ連絡をします。車を売りたい人は、電話をかけてきた買取業者ひとつひとつと査定の日を打ち合わせなければいけません。

査定後はそれぞれの買取業者が出した価格を比較して、どの買取店を使うのか検討します。手間はかかりますが、複数の査定額を持って交渉できるので、交渉次第で査定額があがることもあるでしょう。

オークション形式は、情報を入力するところまでは一括査定と同じですが、送信した情報は直接買取業者に送られません。まず申し込んだサービス元が車を査定します。その際に希望する最低希望額やオークションの日程を打ち合わせます。

サービス元は車の査定情報を公開して、オークションを開きます。参加した買取業者は査定内容を元に買取価格を提示していき、オークション形式で買取業者が決まります。オークションなので思った以上に査定額が上がることがありますが、需要のない車種だと満足のいく価格がつかないこともあるでしょう。オークション後は、価格に納得いけば最高額で落札した買取業者と売却手続きを行ないます。

つまり一括査定は、査定依頼まで一括で行なえますが、査定と交渉はそれぞれ個別に行わなければいけません。一方、オークション形式は、一度査定を受けるだけで複数の買取業者に検討してもらえますが、買取業者の選択や査定額はオークション結果次第という違いがあります。

価格交渉は自分でしたいのか、それともすべてお任せしてオークションで買取価格を出したいのかによって、どちらの方法を利用するか考えましょう。

まとめ

車を売る手続きは、買取業者を選ぶところから始まります。一括査定とオークション形式のメリットデメリットを検討して自分に合った方法を選びましょう。その後、査定を受けて買取業者を決定し、必要書類を提出して車を引き渡します。引き渡し後、入金されたことを確認すれば売却完了です。

車売却は通常は1週間から2週間で行なえます。書類不備などあると1ヶ月程かかってしまうこともあるので、期限がある方は十分前持った準備がおすすめです。しっかり計画を立てて、満足のいく価格で愛車を売れるようにしましょう。

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